2006年度Meet The Globe活動報告
2006年度活動報告
<芥川高校>
概要
対象学年:芥川高校3年生
対象人数:13人(男5人、女8人)
隊員人数:6人
交流国:エルサルバドル(環境教育)
セントビンセント(理数科教師)
グアテマラ(養鶏)
ルーマニア(日本語教師)
セネガル(村落開発)
ベネズエラ(青少年活動) ※( )は職種
交流目的:大阪府立芥川高校は“グローバルコミュニケーション”という異文化理解の授業の中で、Meet the Globe(以下、MTG)の協力隊員と生徒とのメール交流学習を始めて5年になり、他の学校に比べ、比較的協力隊員とのメール交流も上手くいき、ベテラン校の位置づけにある。この授業のねらいは、途上国問題を切り口にして、生徒たちに社会に対する問題意識を持たせ、メール交換する隊員や学外講師の生き方・行動力にふれ、自分も社会改革に貢献できるという意識を持たせることである。Meet the Globeは生徒たちの意識を変革するために欠かせないコミュニケーション手段。生徒にとって隊員は教師でもなく、友人でもない。しかし、気軽に質問ができ、自分たちのことを理解してくれている親しみの持てる存在。生徒は面識のない隊員に対して利害関係なく、気楽にメールが書けた。また、ボランティアで遠い途上国にまで出かけて、現地の人々と共に歩んでいる隊員の存在を肌身で感じたことは、現実社会の問題の前には無力であると考えていた生徒たちにとって衝撃的な体験だった。
授業内容:メール交流学習は2006年6月から2007年1月の約8ヶ月間だけ行われ、メールを送信するのは二週間に一度ぐらいの頻度である。この授業は1週間に3コマ(各50分)あり、メール作成に使う時間はそのうちの1コマである。その他の2コマの時間は、学期ごとに決められた課題に生徒たちは取り組むといった授業計画となっている。2人グループで1人の隊員とメール交換をするかたちをとっている。
<阿武山中学校>
概要対象学年:阿武山中学2年生 対象人数:28人(男14人、女14人)、
隊員人数:7人
交流国:エルサルバドル(環境教育)
コロンビア(ソーシャルワーカー)
ジンバブエ(コンピュータ技師)
中国(日本語教師)
ドミニカ共和国(ネットワーク構築)
フィリピン(コンピュータ技師)
マーシャル(理数科教師) ※( )は職種
特色:総合的な学習の時間で、国際理解教育をテーマとした7つのコースが設けられ、生徒達の希
望により1つのコースを選ぶ。その7つのうちの1つがMTGである。
授業内容:授業は週1回、5,6限の2時間行なわれ、各班が隊員さんとのメール交流を行なうと共に、
そのメールやインターネットで調べたことを参考にし、パワーポイントを用いて交流国のことについて発表する。そして、各班のパワーポイントを1つにまとめ、総合発表会で代表者が発表する。
授業内の発表が終れば、総合発表に向けて準備を行なう者と、自分達が調べてきたことや、わかったことを壁新聞にまとめる者に分かれ作業を行なう。この壁新聞は総合発表会が行なわれる体育館の壁に展示される。
<三箇牧小学校>
対象学年:三箇牧小学校6年生
対象クラス:2クラス57名
隊員人数:12名
交流国:ホンジュラス
コスタリカ
セントビンセント
グァテマラ
パラオ
フィジー
キリギス
マレーシア
バングラディッシュ
モロッコ
モザンビーク
ブルガリア
計12カ国
交流目的三箇牧小学校は総合の授業において国際理解教育を導入しており、2000年度からMeet The Globeプロジェクトに参加している。また、この学校では2003年11月に校内LAN構築を行い、インターネット環境や設備も非常に整った学校である。本校は情報教育の目標として以下のようなことを掲げている。
【情報教育の目標】
さまざまな教科・領域において、情報を正しく活用し、自ら課題解決を図り学習を深めるとともに、豊かに生きる力を身につける。
〔1〕情報活用の実践力や ネットワークの活用能力 の育成
児童が主体的に必要な情報を選択し、収集・判断・表現・処理・創造する力と発信・伝達する力を育てる。また、課題や目的に応じて情報手段(コンピュータやインターネット等)を適切に選択し活用できる力を育てる。
〔2〕情報モラルの育成
情報モラルの必要性を考え個人情報の保護等、望ましい情報社会の創造に参画しようとする力を育てる。
これらと合わせ、国際理解教育としてMeet The Globeプロジェクトや青年海外協力隊OBなどを招いての授業などを行っている。6年生総合の国際理解の学習目的は、他の国と自分達との違いと、同じことを知ることである。また、今回の交流テーマ「輪・和・ワールド2006」~世界の12歳~と題し、世界の12歳の子供達を知り、自分たちの国のことを知ることが目的である。
授業内容高槻市立三箇牧小学校では本年度MeetTheGlobeプロジェクトを通じて12カ国の隊員さんとメール交流を行いました。本年度のメール交流テーマとしては「輪・和・ワールド2006〜世界の12歳〜」という題に基づき、世界の12歳との輪をつなぎ、自分達の事をよりよく知ろうというコンセプトの元に交流を進めました。また、メール交流の事前学習として学外講師のフィリピン工科大学講師のギセラ先生をお招きし、フィリピンの国についての講演をしてもらったり、ビデオ「世界がもし100人の村だったら」を見て交流のイメージ作りを行いました。また、メール交流内容としては、隊員さんの国の子供達のなりたい職業を聞いて自分達も考えたり、自分達が毎日給食を食べ残すことを紹介し、隊員さんの意見やその国の給食について聞いたりしていました。またこれらのメール交流内容を元に授業では、「豊かさって何だろう」ということについて生徒達に書いてもらい黒板で項目をグループ別に張り付けて意見交換をするなどメール交流の内容を元にさらに学習を深めていました。
概要
<1学期>
・ フィリピン工科大学講師ギセラ先生を招き講演
・ ビデオ「世界がもし100人の村だったら」鑑賞学習
・ 6月末よりメール交流開始、毎週テーマを決めてメール交換を行う
<2学期>
・ メール交流
・ メール交流と並行して手紙交換を行う
・ 学校給食週間の記事から豊かさを考える
・ ミャンマーから教員来校、交流会
・ 「豊かさ」について考える。MTGスタッフからスタディーツアーを経ての発表
<3学期>
・ メール交流
・ 相手国の豊かさについて考える
・ 交流を通し自分が成長したと思うことを振り返る
・ MTGスタッフとのskypeを用いたテレビ会議



